グウェル・オス・ガールにじさんじ

グウェル、不快な思いをさせた動画を謝罪 「私の大きな勘違い」

グウェル・オス・ガール
https://youtu.be/l76b0u-2eosより引用

 にじさんじ所属のグウェル・オス・ガールは22日に動画を公開し、すでに非公開となっている“歌ってみた”動画について謝罪した。

 問題となったのは、「ぺこーらに、告白しようと思ってる。 covered by グウェル・オス・ガール」という“歌ってみた”動画。匿名掲示板にVTuber文化をからかうために書き込まれた文章が“コピペ”として広まった後、そこにさらに悪ノリで曲をつけたものが原曲となっている。

 過去、モチーフとなったホロライブ所属の兎田ぺこらが、これについて「ぺこちゃんのことを知ってくれる人が増えればそれでいいや」と容認する発言をした経緯は存在する(参考動画)。しかし、18日に公開されたグウェルのカバー動画には批判が殺到する事態となり、のちに非公開となった。

 視聴者を不快にさせたことをまず謝罪したグウェルは、この動画をつくった動機について「大きな勘違い」があったと釈明。勘違いした自身を「本当にアホ」としながらも、(謝罪中に実名はあげなかったが)ぺこらの容認を「素晴らしい」と思ったこと、元ネタの文章を「純愛の歌」と思い込んでいたことを明かした。

 ようするに、グウェルにとっては配信者としてのぺこらの姿勢をリスペクトした結果が、今回の騒動に繋がったということだろう。視聴者側にあった、「ぺこらはみんなに心配をかけないために容認してみせた」という視点が、元ネタの悪意を知らないグウェル側には欠けていたことになる。

 頭を冷やすために、「しばらくお休みをいただこうと思います」というグウェル。説明が足りていない部分については、休止が明けてから「説明の機会をとれれば」と述べるにとどまった。