にじさんじ所属の椎名唯華は14日の配信で、5年間にも及ぶ監督生活に別れを告げる考えがあることを語った。
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にじさんじ高校の通算2回目となる全勝優勝で幕を下ろした「にじさんじ甲子園2023(にじ甲)」。同校を率いた椎名唯華監督は、この日、「にじさんじ高校⚾お疲れさまでした!!!」と題した振り返り配信を行ない、優勝から一夜明けた現時点での心境を視聴者たちに明かした。
「すごかったね今年は。マジ、(葛葉の星評価を)カンストできたのがほんと良かったな。自分的にはもう大大大満足で、まあ、ちょっとアレだなあっていう…。燃え尽きた」
転生OBの大谷翔平を引き当てた(参考記事)のは間違いなく幸運だが、その幸運を生かさなければならないプレッシャーは計り知れない。運にも大きく左右される栄冠ナインというモードの中、すべての視聴者の期待を背負って高校3年間を駆け抜け、そして最高の結果を手にした椎名監督の達成感は筆舌に尽くしがたいものだったことだろう。
「終わった後に舞元としゃべってて。椎名がね、何だろうな、(進退を)選んでいいよっていう感じで。いや、殿堂入りかなっていうのはあるな」
今や一大イベントとなった“にじ甲”も、もともとは椎名監督と天開司の「実況パワフルクズ野球(パワクズ)」という配信が発祥となっている。2019年に行なわれた同企画から考えると、椎名監督は実に5年もの長期間にじさんじ高校の監督を務めてきたことになり、今回の完全優勝という結果を花道として、「殿堂入り」の思いが生まれてくるのも仕方のない話かもしれない。
「みんなもね、続けてほしい人もいると思うんだけどね。まあ、またね、うちを超えてきてくれるチームが(出てきたら)ね…。超えられないかなあ?」
そう笑って、他の監督たちをあおり散らした椎名監督。今後については「舞元の補助とかね、天開司の補助とかね」と主催者側のサポートに回ることをほのめかすと、視聴者たちの熱い声援に感謝の言葉を述べて笑顔で配信を締めくくった。