Neo-Porte運営・所属の渋谷ハルは31日の配信で、VTuber最協決定戦のチームメンバー変更にまつわる騒動について、視聴者たちに冷静な対応を呼びかけた。
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前日まで3日間の休暇をとり、北海道旅行を満喫していた渋谷ハル。この日、旅行の土産話をする予定だった彼は、「今日の本題は、残念ながらちょっと別のことになってしまうのかな」と述べると、自身が主催する「VTuber最協決定戦 SEASON5 Ver. APEX LEGENDS」の参加メンバー変更に関連した騒動について言及した。
メンバー変更があったのは、にじさんじ所属のハユン、ヤンナリ、個人VTuber聖女れりあの3名からなるチーム。チームリーダーのハユンが投稿したツイートによると、「お互いが目標とする方向性に差があった」ため、れりあがチームから外れるということだった。
“炎上”したのは、この発表の直後におこなわれたれりあの説明配信。「暗くならないように」という思いがあったようだが、他のメンバーへの配慮に欠けた内容となってしまい、配信中に渋谷からスーパーチャット(投げ銭)で苦言を呈され、配信終了して謝罪する事態となっていた。
最“協”と銘打っているとおり、VTuber最協決定戦は強さを求めるだけの大会ではない。渋谷は、実力に差があるメンバーの中で熱量に違いが生じるのは「仕方ないこと」とメンバー変更に理解を示したうえで、「ネガティブをばらまいてはいけない」とれりあの配信を終了させた理由を説明した。
「部活動みたいなもんだから。けんかしてもいいし、いくらギスってもいいけど、でも、終わったら『楽しかったよね』って振り返れる」
そんな大会を目指しているという渋谷。今回のれりあの言葉選びはハユンたちに“ヘイト”が向かいかねないものだったとし、「自分が推してる人の言葉を信じたいんだよ、リスナーさんって」と、耳を傾けてくれるファンを持つ配信者としての自覚を促した。
一方で彼は、旅行中だったため発表の流れをコントロールしきれなかったことを改めて謝罪。ヒートアップしてしまったれりあについても、冷静になれば反省するだろうと述べ、「あんまり言わないであげてください」とかばう姿勢をみせた。
「もう予言しとくわ。誰かしらのコメント欄で『メンバー変わってよかった』とか、逆に『変えなくてよかった』とか、本当にくだらないコメントをするやつがいます。それは、わざと戦争を起こしにきてるやつなので、黙ってミュート。言い返さず」
ネット上の騒動は、往々にして無関係な第三者が騒ぎを大きくしている。そういった“対立あおり”をする者を「誰のリスナーでもない」と断言した渋谷は、相手をせずに黙ってブロック・ミュートするよう視聴者たちにお願いしていた。