あおぎり高校エトラ

エトラ、あおぎり高校に一時移籍した理由を説明 「一番ウェイトが高いのは、モチベーションを保つため」

あおぎり高校
https://www.youtube.com/live/MvBooGtLzJkより引用

 あおぎり高校所属のエトラは2日に配信をおこない、“エイレーンファミリー”からの一時移籍となった経緯と理由について説明した。

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ニュース詳細

 前日1日に、エイレーンファミリーからあおぎり高校への一時加入が発表されたエトラ。この日、移籍後はじめてとなる個人配信をおこなった彼女は、緊張した様子ながらも理路整然とした口調で、今回の移籍についての自らの思いを語った。

 エイレーンファミリーとは、“二次元YouTube”エイレーンが運営するVTuberグループの通称で、エイレーン一家とも呼ばれている。2014年から動画を投稿していたエイレーンは「VTuberの先駆者」とも言われるが、コロナ禍の影響で他業に注力する状況となり、現在は動画の更新を停止している。

 そんなエイレーンから「個人チャンネルで好きに配信しててもらっていいかな」といわれ、動画投稿の再開を待ちながら配信活動をおこなっていたエトラエイレーンに負担をかけずにグッズや“歌ってみた”を出すには彼女自身のリソースが足りず、頑張りたい気持ちに「現状が追いついていない状態」のまま1年半ほどが経過してしまったという。

配信がメインの(状況)っていつまでなんだろう、っていう最終地点がみえなくて。1回ずつの配信は楽しいんだけども、見えない最終地点までのモチベーションを今の状態で保つのって難しいなって思ったの

 “孤独に耐えていた時期”に声をかけてくれたエイレーンに貢献したいが、多忙な彼女の手を煩わせることなくそれを達成するのは難しい。そこで、エイレーンが運営するスタジオを利用するなど関係の深いあおぎり高校の“先生”にエトラが相談し、先生の計らいによって3者での話し合いが実現したということだった。

ステルスで他の企業のところとか受けて、姿形を変えて行く気なんてないと。私はまあ、それするぐらいだったら普通にもう私がただ何もしない、配信やめるだけだよっていう話をして。ただ私は今、時間がちょっと余裕ができたから、『もうちょっと頑張りたいんです、なんとかなりませんか』と話をしたの

 “転生”ではなく、エトラとして頑張りたい。そんな彼女の熱い思いに触れ、秘密主義を貫いていたエイレーンも、初めて「動画まだつくりたい」という意思を示してくれたそうだ。

 完全移籍も許可されていたというが、「エイレーンが動画をつくりたいなら、待ちましょう」と一時移籍を選択したエトラ。動画再開の時期もおおまかには聞くことができたそうで、願いを叶えてくれたあおぎり高校とエイレーンに感謝を述べるとともに、両者への貢献を力強く誓っていた。