ホロライブ所属のさくらみこは17日の配信で、“エリート”らしいクリエイティブな地理力を披露してみせた。
この日、「日本地図クイズ」に初挑戦したさくらみこ。白地図に都道府県名を記入する同クイズを開始した彼女は、北海道を一瞬で埋めると、祖父母の家がある東北地方を「余裕」と語るなど、上々の滑り出しをみせるかと思われた。
「やべえ、地図見たら全然わかんなくなってきた」
すぐに一転して弱気な発言をするみこ。青森県、岩手県、秋田県を埋めたところで東北をギブアップし、全体を見て分かる箇所を探すという苦境に早くも追い込まれることとなった。
マスコットキャラクター「チーバくん」から連想して千葉県を埋めたところは見事だったといえるだろう。だが、東京都の位置すら見誤った彼女は、山梨県を2カ所に記入して姑息に点数を稼ごうとするなど、もはや正しい日本地図が完成する可能性を自ら手放してしまった。
「マスコットキャラクターで思い浮かべよう。くまモンは？ 熊形県」
2011年の「ゆるキャラグランプリ」で優勝したくまモンは、言うまでもなく「熊本県」のマスコットキャラクターだ。ご当地キャラの代表格ともいえる存在を思い出せたまではよかったが、みこは県名で“熊形県”という痛恨のミスを犯し、さらに「熊の形、してると思えばしてるな」という根拠で岐阜県の位置に記入してしまった。
その後もみこは、大都市は地図上でも大きいと思い込んでいたり、鳥取県を大都市と認識していたりするなど（結果、兵庫県が鳥取県に）、豊かすぎる発想で日本列島を大胆アレンジ。結果は47都道府県のうち21県の正解となったが、点数以上のインパクトを残すこととなった。
採点後、熊形県とは別に熊本県も記入している（位置は香川県）ことを発見したみこは、「熊本県と熊形県って、山梨県と山形県みたいに2つあったっけ？」と首をかしげることに。「熊形県って、ないよ」という日本の隠された真実に気づき、またひとつ賢くなっていた。
