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すいちゃん、小説「ともだち同盟」を思い出させてもらい感激 著者もよろこぶ

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 ホロライブ所属の星街すいせいは17日の配信で、学生時代に読んだ小説のタイトルを視聴者に探り当ててもらうことに成功した。

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 この日、「知ってる人がいたら教えてほしいんだけどタイトル」と相談を始めた星街すいせい。かつて読んで「めっちゃ衝撃的だった」小説のタイトルが思い出せないという彼女は、必死に記憶を探り、思いつくかぎりの要素を視聴者たちに提示した。

 すいせいがその小説を読んだのは、「中学生とかのとき」。内容は「女の子2人と男の子1人の話」で、(ここでは伏せるが)男の子が驚きの結末を迎えたという。登場人物などの固有名詞は覚えておらず、あとは「表紙はちょっと薄暗系」「駅みたいな精神世界」など、断片的な記憶のみがある状況だった。

 「いちご同盟」というタイトルで記憶していたそうだが、検索しても出てこないとのこと。たしかに、映画・ドラマ化された同名の小説は存在するものの、あらすじが異なるため記憶違いのようだった。

“いちご”ってついてた気がするんだけど、違うのかな…

 視聴者たちが次々と作品名をあげるが、すべて空振り。「1万人も(視聴者が)いて誰も分からないのか」とすいせいが残念そうにつぶやき、敗戦ムードが漂い始めていたそのとき、一人の視聴者の「ともだち同盟じゃない?」というコメントが彼女の目にとまった。

はっ、待って! それかも!

 明らかにこれまでとは異なる反応を示したすいせいは、検索して「これだあ!」と大興奮。「いちごじゃなくて“同盟”のほうだったんだ」と自身の記憶のあいまいさを笑いながらも、「ひさしぶり、ともだち同盟」とようやく思い出せたことに感動している様子だった。

 「ともだち同盟」は、森田季節氏が2010年に上梓した小説で、現在のところ文庫化も電子書籍化もされていない。アニメ化された「スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました」で知られる同氏は、Twitterで「リスナーの方の中にもご存じの方がいらっしゃってとてもうれしい」と、12年前の作品が配信中の話題となったことを喜んでいた。