ホロライブ鷹嶺ルイ

鷹嶺ルイ、世界観へのこだわりを語る 「超美麗カメラが私のバーチャルの世界にはない」

ホロライブ
https://youtu.be/7_fNvICcCLMより引用

 ホロライブ所属の鷹嶺ルイは3日の配信で、VTuberである自身の世界観を壊さないためのこだわりを語った。

 この日、視聴者から「カメラありで料理してほしい」と要望されたルイは、「ごめんなさい。それはね、こだわり的にできない」と回答。「“超美麗カメラ”がね、私の世界にはないから」という冗談めかした言い回しで、料理にかぎらず、配信にカメラを使用しない方針であることを明かした。

 VTuber界における「超美麗」とは、配信上に実写のライバーが登場することで、のりプロ所属の犬山たまきが言葉の発祥とされている。たまき以前にも配信で手などを映したVTuberは存在するが、2018年末ごろに「超美麗3D」と称してたまきが顔以外の全身をみせたことが評判となり、「バーチャルとは?」の疑問とともに広く知られるようになった。

 「私のね、私のだよ?」とあくまで自身のスタンスであることを強調しながらも、ルイは超美麗を用いることに「ちょっと違うな」と違和感があるという。別の例として「お手洗い行くときに身体ごと持っていく(姿を残したまま離席しない)」と述べ、実写を否定しているのではなく、VTuber鷹嶺ルイとして存在している自分自身をとても大切にしている様子だった。

 「みなまで言わせるな」と笑って、“メタい”話題を締めくくったルイ。他のライバーの配信に参加した際には「超美麗カメラがあるから『じゃあやってみる』みたいなことは、もしかしたらあるかもしれない」と語り、こだわりを押しつけない柔軟性もみせていた。