ホロライブ所属の白上フブキは23日、「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」(株式会社ポケモン)で念願の“金コイキング”をゲットした。
色違いの「コイキング」を探し求める白上フブキ。6日目の配信となるこの日、彼女の気合は配信タイトルから違っていた。その名も「コイキング大量発生で勝確!!!対ありでした金コイキング!」。そう、フブキはコイキングの大量発生を引き当てていたのだ。
特定のエリアに同じポケモンが多数現れる大量発生。単純に多くのコイキングに出会えるだけでなく、連続して倒すことで色違いの出現率が上がるボーナスまで存在する。コイキングの大量発生を引き当てたことは、フブキにとってまさに千載一遇のチャンス到来だったといえるだろう。
色違い捜索の相棒「デルンネ」(デデンネ)を引き連れたフブキは、水の上を移動しながら次々とコイキングを倒してゆく。発生するコイキングが尽きたらリセットという方針で、「赤いなあ」「赤いなあ」とおなじみの台詞をつぶやきながらバトルを繰り返していた。
そして配信開始から56分。いつもとどこか違うコイキングが彼女の視界のなかに。「赤なのか金なのか……」と半信半疑で接触したフブキの前に、美しい金色のコイキングがついに姿を現した。
歓喜のなか、たった3個しか所持していなかった「ゴージャスボール」で見事に捕まえられたのは、フブキの執念のなせるわざだろう。名前は、過去作と同じ「キングカザマ」に決定。これで彼女の、すべてのジムリーダーに金コイキングで挑むという目標に向けて、最難関の第一歩を踏み出すことができたかにみえた。
だがここで、視聴者からあまりにも残酷な情報が寄せられる。なんと、とあるジムでは「ダブルバトル」が必須だというのだ。ポケモン2匹で戦うダブルバトルに「金コイキングのみ」で挑むには、当然ながら2匹の金コイキングが必要となる。1匹のみの状態では、残念ながら挑戦権を得たとはいえなかった。
喜びもつかの間、涙に暮れることになったフブキは「延長戦のスタートです!」と高らかに宣言。日付が変わってコイキング大量発生が終わったことに絶望しながらも、金コイ捜索への情熱はいまだ失っていなかった。