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春先のどか、AZKiの「いのち」に救われた過去を語る

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 ホロライブ事務所スタッフの春先のどかは20日、ホロライブ所属のAZKiの配信にゲスト出演し、AZKiオリジナル曲「いのち」との運命的な出会いについて明かした。

 この日は、AZKiの4周年記念ライブ(15日開催)の振り返り配信。のどかは、スタッフとしてそのライブに携わった際にAZKiと「いろんな話」をしたそうで、その縁もあってゲストとして呼ばれていた。

 のどかが明かしたところによると、彼女は就活で悩んでいた時期にAZKiを知ったという。目指していた芝居の道をいったん諦め、「これからどうしようみたいな、天井見て大の字になってる時期が2週間くらいあった」が、そのときにユーチューブのおすすめ欄に表示されたのが「いのち」だったそうだ。

 2019年4月にリリースされた「いのち」は、バーチャルシンガーであるAZKiの“命”を歌ったもので、生物としての命と、人に認知されることで生まれる存在としての命をテーマとしている。「命のような夢を見てるよ」という、はかなくも美しい歌詞がとても印象的な曲だ。

 「仕事以外にもいろんなことが」あったという当時ののどかは、心にこの曲が「刺さって」、思わず泣いてしまったそう。そして、それをきっかけにホロライブプロダクションを知ったことで、結果的にカバー株式会社に入社するに至ったということだった。

 4月にホロライブプロダクションに移籍したAZKiは、イノナカミュージックの終了と共に引退する可能性があった。そんな彼女の歌をたまたま聞いたのどかが今こうして同じ事務所で活躍しているという奇跡を、二人は「本当にありがとう」と互いに感謝しあっていた。