ホロライブ所属の兎田ぺこらは20日の配信で、「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」(株式会社ポケモン)に登場する「ナミイルカ」に、“イルカ違い”の辛辣さを発揮した。
この日、ポケモンSVのゲーム実況をおこなっていたぺこらは、同ゲームが初登場となる新ポケモン「ナミイルカ」に遭遇。すると彼女はすかさず、「Excelのイルカみたいなやついる」と発言し、ナミイルカが他のキャラクターと似ていることを指摘した。
ぺこらのいう「Excelのイルカ」とは、かつて存在した「Officeアシスタント」だ。「Office 97」「Office 2000」(マイクロソフト)に標準搭載され、ユーザーが困ったときに「何について調べますか?」と優しく聞いてくれるそのマスコットは、正式名称は「カイル」といい、当時のウィンドウズユーザーで知らないものがいないほど有名なイルカだ。
だが、質問に的確な返答がなかったり、そのくせやたらと主張が激しいなど、どちらかといえば悪い意味で知られているといえる。カイルへの質問フォームに「お前を消す方法」と入力しているジョーク画像は、すこし昔のネットユーザーであれば誰しも目にしたことがあるだろう。
「Office 2007」で廃止された懐かしのイルカ。イルカポケモンにその姿を重ねたぺこらは、捕獲して名づける際にも彼を連想させる名前を思いつく。その名も「エクセル」……ではなく、なんと「けすほうほう」と入力し、ためらうことなく決定してしまった。
とんだ他人のそら似で辛辣な名前をつけられた「けすほうほう」は、ぺこらの冒険に同行することすら許されず、そのままポケモンボックスへと転送されることに。当のぺこらは「かわいいナミイルカ。キュンです!」とまったく悪びれておらず、子どものような無邪気さをみせる彼女の姿に、視聴者たちは苦笑するほかなかった。