にじさんじ所属の文野環(にじさんじの野良猫)は1日の配信で、嘘であってほしい健康診断での“嘘じゃない話”を告白した。
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この日、エイプリールにもかかわらず「嘘じゃない話」と題して配信を開始した文野環。5周年の“逆凸”企画が社内で評判となった話や、ラーメン博物館に行った話とともに、自主的に受けたという健康診断での出来事を視聴者たちに報告した。
「食べたら絶対に眠る(眠くなる)」ことから、同所属のフミや視聴者に糖尿病などの重い病気を心配され、健康診断を受けることにした環。当日は朝一番に排出した尿を提出する流れとなっていたが、彼女はそのことをすっかり忘れ、待合室でトイレに行ってしまったそうだ。
いざ検尿となっても、「朝採れのお尿」どころか尿自体がもう出ない。トイレの個室で股に検尿カップを挟んでジャンプしたり、尿意を催すシャワーの動画を視聴するなど思いつくかぎりの工夫をするも、すべて徒労に終わったという。
20分ほど経過し、「ずっと閉じこもってたら死んだと思われる」と焦った環。「死んだって思われたら健康どころじゃないよ」と追い詰められた結果、あろうことか「ウォシュレットの水をコップに入れて」提出するという暴挙にでてしまった。
朝一番でもなく、尿でもなく、ただの水。愚行としか思えないその決断に至った理由は、「病院の先生に怒られると思ったんだもん」。そうして提出という行為だけはクリアした環だったが、他の検査を受けている間、頭の中ではずっと提出した水のことが気になっていたそうだ。
「これで『水じゃん』って言われて、なんか変な病気みたいな認定されたらどうしようって思っちゃったんだよね。なんか、水が出てくる病気、みたいな。膀胱の中でろ過しちゃう病気って思われたら、大変な事態になっちゃうかもしれない」
すり替えの発覚ではなく、いわれのない病気に認定されることを不安視した環。午前中の検査が終わった段階で「ちょっと…ちゃんとしたものが入ってないです」と恐る恐る告白した彼女に、医師は「全然大丈夫ですよ。次の日とか、この後とかにも検査できますから」と優しい言葉を返してくれたということだった。
怒られずに済んだことを、環は「もうそれだけで心が健康になった」と大喜び。実際、検査結果も「全部がパーフェクト」だったといい、食後の眠気もとくに病気などではなかったそうだ。
「体重も全然普通だったよ。は? 何キロとか…。私、猫缶3つぶんだったな~」
エイプリルフールに報告したせいで、視聴者たちの心に疑念は残る。だが、「やっぱり何事も嘘はつかずに正直に生きたほうが、きっとみんなが幸せになれるよね」と上機嫌に語る彼女の姿には、こんな突飛なエピソードすらも信じさせてしまう不思議な力があった。
嘘じゃない話【にじさんじ】 – YouTube※本配信(34:40~)