にじさんじ所属の白雪巴は9日の配信で、コラボレーション相手を傷つける行為をするリスナーに対して注意喚起をおこなった。
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この日、白雪巴は予定していたゲーム実況を中止し、「大事なお話」と題して緊急配信。慎重に言葉を選びながらも、毅然とした口調で「関係者全ての人が楽しく一緒にいられるための大事な話」を語った。
「“とあるライバーさん”とコラボ配信をするたびに、私たちの見えるところで相手方を悪く言うような内容を目にすることがありました。一度だけではないです。コラボするたびに、本当にごく一部の人ではありますが、何人かが相手の方を悪く言うような発言をしていました」
巴はこれまで、視聴者たちに自分で気づいてほしいという思いで、静観したり、やんわり伝えるだけにとどめてきたという。名前は伏せたそのコラボ相手とも「改善できることがあるならしよう」と話し合ってきたというが、そんな中、「目に余る言動」は収まるどころか悪化していくこととなった。
「べつに、嫌いとか苦手とかはそこを直せって話ではなくて。好きになってという話ではなくて。それはそれでいいから、ただ相手を傷つけるのはやめてくれない? 分かるよね」
相手のライバーをひどく傷つけたというその視聴者に、巴は強い怒りをにじませながらも、あくまで“話の通じる相手”として言葉をかける。糾弾する相手を突き放さないその姿勢には、自分のファンなら気づいてほしい、分かるようになってほしいという最後の願いが込められているようだった。
「この件だけではなくて、今までもこれからも、今一度みなさん配信者さんに対してちょっと向き直って考えて、これからも応援していただけたら幸いです」
“一部リスナー”には、誰もがなりうる可能性があるということだろう。応援しているライバーが笑顔で配信を続けられるよう、自らの言動が誰かを悲しませていないか常に気を配ってゆきたい。
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