にじさんじ壱百満天原サロメ

サロメ嬢、ポケモンSV開始 “御三家”選びで奇跡の名づけミス

にじさんじ

 にじさんじ所属の壱百満天原サロメは26日、「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」(株式会社ポケモン)の最初のポケモン選びで、操作ミスによる奇跡のような名づけをおこなった。

 この日、サロメはポケモンSVを初プレイ。自称“ポケモンにわか”の彼女は、右も左も分からない「おバイオレット」の世界にいつものハイテンションで意気揚々と降り立った。

 ポケモンのスタートといえば、パートナー選びから始まる。御三家とも言われる属性の異なる3種類のポケモン「ニャオハ」「クワッス」「ホゲータ」の中から、サロメは冒険の相棒となる最初の1匹を決めることとなった。

 どのポケモンにも愛おしさを感じ、「どうしましょう、皆様方」と悩むサロメ。だが、ニャオハに関しては、「かわいすぎて、インスタとかで上げたら『かわいさ重視で選んだよね』みたいな感じの投稿されそう」と被害妄想を抱き、早々に選択肢から外れることに。

 残り2匹のあいだで苦悩をみせるサロメだったが、ホゲータの行動ひとつひとつに「かわいすぎる」と漏らしていた彼女は、ついに決心。「ワニ好きなんですよ、わたくし。心がホゲータを求めているのかも」と、「ほのおワニポケモン」のホゲータをパートナーに選んだのだった。

 ホゲータに名前をつける場面では、「あんまりいじりたくない」として、種族名の「ホゲ」部分を残して続く文字列を考えることに。「ホゲた」といったん入力するも、「この世の小学生みんながつけてる名前ですわよね」と安直さに気づいてすぐに却下した。

 続いてサロメは、ワニ要素をヒントに「ホゲダイルちゃんにしよう!」と発案。クロコダイルとホゲータを組み合わせたネーミングを、名案とばかりにさっそく入力しようとした。

 ゲームパッドでの文字入力は、キーボードに比べて若干のクセがある。小文字や濁点を入力するためには、基本の文字を打ってから「小字゛゜」ボタンを押さなければならない。これに慣れていない様子のサロメは、誤って「ホゲ」を「ホヶ」に変えて慌てて戻すなど、「ホゲダイル」の入力に苦戦していた。

 そしてここで、事件が発生。「タ」に濁点をつけようとした彼女は、左端にある「小字゛゜」にカーソルを合わせたつもりが、1つだけ行き過ぎた。カーソルは左端からさらに左にいくと、ループして右端から現れる。行き過ぎたことに気づいていないサロメは、そこにある「OK」ボタンを押してしまった。

 「ホゲダ」の「タ」の濁点をつけようとしてOKボタンを押す。つまり「ホゲタ」で入力確定することになったサロメは、すぐに絶叫。だが無情にも確定されてシーンは進み、プレイヤーキャラの肩に乗った愛らしい相棒の姿に、彼女は「ホゲタですう……」と力なく笑うしかなかった。

 安直さを指摘した名前に、“一周まわって”決定したサロメ。「100万人がつけたホゲタになりました~!」というそのオチは、まさに奇跡のような操作ミスだったといえるだろう。