ななしいんく所属の不磨わっとは17日の配信で、VTuber活動を引退することについての思いを語った。
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この日、25日をもってVTuber活動を引退することが発表された不磨わっと。発表直後に「あと1週間程よろしくお願いします!」と題して配信を開始した彼女は、集まった視聴者たちに経緯や今の心境を説明した。
「本当はね、もうやめるんでバーって言いますけど、2021年からもう『しんどいな』って。何がしんどいかって言われたら正直もう言葉で説明できないんよね、うちの持ってる感情だからこれは。しんどいなってなってて、色々ですよもう、色々しんどいなってなってて」
2年前から引退を考えていたというわっと。ただ、活動自体が嫌だったわけではないそうで、応援してくれるファンの気持ちや、ぶいすぽっ!に移籍した小森めととの“わとめと2周年”を「さすがにやりたい」と思ったことにより、これまで踏みとどまってきた状況だった。
「わとめと2周年が終わって、楽しかったなって思ったんだけど。なんかやっぱり、活動に対して自分のしたいことじゃないんだよなーってなって。楽しいんですよ、楽しいんですけど、不磨わっとめちゃめちゃ好奇心旺盛で、すごいやりたいことがいっぱいあるの」
そのやりたいことが、「“不磨わっと”じゃ、できない」。わっと自身が「メタいこと」と注釈を入れていたことからも、この発言は、VTuberという活動形態が彼女に合っていないという意味のように感じられた。
「気がついたら人生なんて終わってるから、じゃあ早いうちに自分のしたいようにしなきゃいけないと思って、すっごいもったいなく感じたの」
もやもやを抱えたまま活動を続けることは、自分自身のためにも、応援してくれるファンのためにもならない。そう考えたわっとは、「1秒でも早く自分のしたいことをするほうが、マジで全員のためになる」という思いで今回の決断に至ったということだった。
ネガティブな引退ではないため、「絶対泣かない」。そう意気込んだわっとだったが、親交の深い夏色まつり(ホロライブ)や視聴者からの惜しむ声を目にすると、あふれ出る涙を抑えきれない様子だった。
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