にじさんじ月ノ美兎

月ノ美兎、人気実況者Kの歌声に嘘コメントをしてしまった過去を明かす

にじさんじ

 にじさんじ所属の月ノ美兎は26日の配信で、ゲーム実況者に「わーきゃー」する風潮を苦手とするあまり、動画に嘘のコメントを書き込んだ過去を告白した。

 この日、昨年8月以来となる「みとらじ」に同所属の卯月コウをゲストとして呼んだ美兎は、「ウヅコウさん相手に言うことに意味があるなと思ってる話」として、ライバーとなる以前の自身の過去の行為について語りはじめた。

 仮に「K」とした人気実況者に対し、かつての美兎は特にファンではなく「見てる実況者さんのうちの一人」という認識だったという。「硬派な実況者好き」を自認していた当時の美兎は、実況者への「わーきゃー」(女性ファンがもてはやす様子)が苦手だったそうだ。

 美兎の認識では「そんなに“わーきゃー”じゃなかった」というKだが、彼がとある歌動画に参加したことで状況が変わることに。多人数で歌っている中の「その人のソロパートと思しきもの」に対し、「K、イケボすぎ!」などの黄色い声援が投稿され、美兎の苦手とする“わーきゃー”の状態になったのだという。

 この状況が「嫌になった」彼女は、思わずその動画にコメントを投稿。騒がれていたソロパートについて、「あれKじゃないらしいよ」という何の確証もない情報を流してしまった。

 ソロパートとされた箇所は、とくにKの立ち絵があるわけではない。他のパートから推測してその声がKであると言われている状況だったため、美兎のコメントにより混乱が生じる余地があった。「じゃあ誰だろう」と彼女の言葉につられる視聴者も現れたそうだ。

 だがその後、K本人が認めたことで歌唱パートが確定。「ここKって本人が言ってたぞ」と見事に反論され、ただの匿名コメントにすぎない美兎の情報はたちどころに効力を失ってしまった。

 懺悔として明かされたこの思い出を、卯月は「涙ぐましい、ささやかな抵抗」と表現。「自分の中の(硬派な)実況を愛する気持ち」を守るために、目の前で起こりつつある“わーきゃー”をしずめようとした、と美兎の若かりし日の罪を分析していた。