にじさんじ所属の社築は24日の配信で、同僚ライバーの画質の悪さを見かねて設定について助言していたことを明かした。
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この日、文野環(にじさんじの野良猫)の「ナンをつくる」配信にコラボレーション相手として登場した社築。オフコラボではないため、実質的にはナンづくり中の無言を埋める役割として早朝から呼ばれた彼は、20分遅刻したうえに唐突に通話を配信に乗せた環の無軌道っぷりを苦笑しながらも、さっそく離席した彼女に代わって視聴者たちと雑談を始めた。
「この前、たまちゃんの新衣装(お披露目配信)の画質がさ、良くなってたでしょ。720pになってたと思うんだけど。あれね、俺教えたんだよね、じつは。だから、たまちゃんファンは俺に感謝してほしい」
環のアーカイブをたまに見るという社は、以前と比較して画質の設定が低下していることが気になっていたという。多くの配信者が1080pのHD画質を使用している中、環は1年前にスマートフォンのテザリング機能を使って配信していた時期を境に「720p→360p」と画質が下がり、さらには「240p」という劣悪な画質で配信することまであった。
「360pが最大で、最近240pまで落ちてて、これやべぇなと思って。昔のほうが画質よかったから、『なんでだ?』と思って…」
そんな社から配信用ソフトウェアの設定画面をスクリーンショットしてもらった環は、ビットレートと出力解像度を変更し、720pまで戻すことに成功。低い画質にすっかり慣れきっていた環の視聴者たちも、新衣装お披露目という大事な配信をきれいな画質で見ることができ、「さすがサポセン」と多くのライバーを救ってきた社の知識と心遣いに感謝した。
コラボ配信のほうは、ナンの生地を寝かせる時間を「いつも公園に行く」と主張する環に、社も断らず同行(同じ公園ではない)するなど、主に社の寛容さによって不思議な相性のよさを発揮。お決まりの締めのあいさつ「高評価、低評価、手洗いうがい、ソーシャルディスタンス、三密、よろしくお願いします」にも「三密をお願いすんなよ!」と完全に正しい突っ込みが入り、画質だけでなく気分まで晴れやかにしてくれる朝配信だった。