にじさんじ文野環

野良猫、雑草フルコースに大満足 「ネコジャラシは天ぷらにしないほうがいいかも」

にじさんじ
https://youtu.be/CI9YGmH0qycより引用

 にじさんじ所属の文野環(にじさんじの野良猫)は3日、採ってきた雑草でつくった“フレンチ”のフルコースを食べる様子を配信した。

 この日、環は「ずっと大昔」から実施を考えていたという雑草料理に挑戦。「食べられる雑草の本」を見ながら採取した無数の雑草を、独自のセンスで調理し、視聴者の前で一品ずつ食べてみせた。

 アワダチソウを豆腐に差した前菜「アワダチソウ冷ややっこ」までは順調だったが、2品目の「ハタケニラのスープ」を披露したところで、早くも視聴者ストップがかかる。ニラとスイセンを混同した事故が毎年のように報じられていることから心配する声があまりにも多く、「ちょっと食べちゃったけど」と味見で安全を確認したと主張する環も、しぶしぶながらスープをお蔵入りとした。

 3品目「天ぷら4点盛り」は、初めての揚げ物にしては悪くない見た目。ここにもハタケニラが入っていたため一部は廃棄することになったが、タンポポやクローバーを食べた環は「天ぷらにしたら全部おいしい」と自らの料理に舌鼓を打った。

 ところが、続いてネコジャラシの天ぷらを口にした彼女は、「毛が喉に刺さる」と悶絶を始める。ネコジャラシの穂が喉に張り付いて「飲み込めないし取り出せない」と慌てふためき、5分ほど退席することとなった。

 気を取り直して臨んだ4品目「ヨモギ餅」でも、あまりの苦さにもだえる環。「ホイップクリームを飲んで」どうにか耐えた彼女は、素材の味を楽しむためにあく抜きをしなかったことを悔やんでいる様子だった。

 5品目「肉野菜炒め」もハタケニラ混入のため回避。6品目のデザート「雑草の煮こごり」は、レッドブルにゼラチンを入れてつくられたもので「土手の味がする」というコメントながらも、先ほどまでの天ぷらよりはおいしいと比較的高評価を獲得していた。

 7品目「ケーキ」は、シュークリームに雑草をあしらったものなので無難な味わい。だが、続けて登場した最後の「雑茶」は、「道に生えてたローズマリー」をティーバッグで煮出したという挑戦的なドリンクで、口に含んだ瞬間、「イテッ! まっず!」と環の身体が拒絶反応を起こしていた。

 ほぼ全編にわたって苦しみぬいた環。今回は惜しくもお蔵入りとなったが、この他にも「ニラのおひたし」「十六草がゆ」を用意していたそうで、企画に対する熱量だけは間違いなく本物だろう。「0円でこんなにお腹いっぱいに大満足になれるなんて、本当に地球ってすごいよね」と感動した彼女は、昆虫やキノコを使った次回のフルコース計画を語り、視聴者たちをこの上なく心配させていた。