にじさんじ狂蘭メロコ

狂蘭メロコ、初のJPコラボで新人離れした存在感をみせる 「みなさんと濃い絡みができた」

にじさんじ
https://youtu.be/w5ABTleA3zEより引用

 にじさんじEN所属の狂蘭メロコは3日、にじさんじ所属のでびでび・でびるが主催する「悪魔のすごろく2023」に参加し、日本(JP)メンバー7名との初コラボレーションを果たした。

 でびる主催の「悪魔のすごろく」は、2020年から開催されている新春企画。すごろくの各マスには“無茶ぶり”ともいえるお題が書かれており、参加者はサイコロを振るたびに苦しむことになるという、「とっても楽しくて一年が楽しみになるすてきなすごろく」だ。

 昨年12月にデビューしたばかりのメロコは、当然このすごろくに初参加なうえ、JPメンバーとコラボ配信をおこなうのもこれが初めて。芸達者なジョー・力一(りきいち)、える、葛葉などに囲まれるという新人にとってあまりにも過酷なセッティングに、事前の配信でも「もう笑うしかない」と緊張に震える様子をみせていた。(参考動画

 ところが、いざ企画が始まると、メロコは本領を発揮。自分で設定した「次のターンまでずっと英語しか喋れない」マスに止まるという幸運を味方につけると、マスの効果でメロコの「親」になった葛葉やでびるに対し、一歩も引かない親子芝居を披露した。

 とくに圧巻だったのは、ラトナ・プティとの短歌対決だろう。先手のメロコは驚きの瞬発力で言葉を組み立て、「にじさんじ・初のコラボで・大惨事・にじさんじEN・明日は我が身ぞ」と見事な句を詠むと、後手のプティは謎の「なめなめ星人」を登場させてしまうなど返歌に窮していた。

 さらに終盤では、「サッカーボールの物まね」という難関マスにも停止。ここでもメロコは落ち着き払った調子で「蹴られるボール」の心境を演じだすと、最後は「Let’s go to the moon」と英語で美しく締め、お題とのあまりのギャップに参加者たちの大笑いを誘っていた。

 アドリブの化け物ともいえる先輩たちを前に、まるで並び立つかのような存在感をみせたメロコ。最後の感想では「(先輩たちに)よいしょよいしょと助けていただく場面が多かった」と謙遜していたが、今後の活躍を期待せずにはいられない抜群のインパクトを残したJP初コラボだったといえるだろう。