にじさんじベルモンド・バンデラス

ベルモンド、中断セーブの罠にかかり冒険の書が巻き戻る 「しゃれにならないぐらいショック」

にじさんじ
https://www.youtube.com/live/7Opu_qqwbk8より引用

 にじさんじ所属のベルモンド・バンデラスは4日の配信で、「冒険の書」のプレイデータが過去のものに巻き戻った経緯について説明した。

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ニュース詳細

 Wiiソフト「ドラゴンクエスト25周年記念 ファミコン&スーパーファミコン ドラゴンクエストI・II・III」(スクウェア・エニックス)を使用し、スーパーファミコン版「ドラクエ3」のゲーム実況を実施しているベルモンド・バンデラス。3日のツイートで彼は、レベル20まで育てていた勇者「ベルバン」のデータが、なんと「レベル6」にまで巻き戻ってしまったことを報告していた。

 ドラクエ3の「冒険の書(セーブデータ)」は消えやすいことで有名だが、それはあくまで当時のファミリーコンピュータ版を実機プレイした場合の話。移植されたWii版でそれに類似した現象が起こったことについて、なぜなのかと疑問を抱いた視聴者も多かったのではないだろうか。

 この日、ベルモンドは配信の冒頭で経緯を説明。「原因はこの『中断したところからはじめる』ってやつ」と語り、いわゆる“中断セーブ”によって今回の事態が引き起こされたことを明かした。

 Wii版ドラクエ3には、オリジナル版には存在しない中断機能が実装されている。本来は決まった場所でしかセーブできないシステムなのだが、この中断機能を使うことによって、戦闘中などゲーム内のあらゆる場面で一時的にゲームを保存することができる。

 ただ気をつけなければいけないのが、中断セーブは“冒険の書も含めたすべての状態を保存する”ということ。今回のベルモンドの件を例にあげると、レベル6の時に残していた中断データを読み込んだことで、その後にレベル20でおこなっていた通常セーブまで、中断時のものが上書きされてしまったというわけだ。

 ベルモンドの配信アーカイブを確認したところ、25日の「#1」終了時には中断データが存在しないが、28日の「#2」開始時には「中断したところからはじめる」の選択肢が表示されている。「ちょっと1回、試しにやっちゃってて」と彼自身が語っているように、配信外でのテストとして、その時だけ中断機能を使ってみていたのだろう。

 公式サイトでは注意喚起(リンク)もおこなわれている罠のような“仕様”。「2023年、Wiiのソフトでこういう経験をすることになるとは思わなかった」と語ったベルモンドは、気を取り直してレベル31まで育てた勇者ベルバンとともに、中断データのほうも忘れず上書きしてゆくことを固く誓っていた。