【追記】グウェル、家庭の事情により本業を退職　赤字企画実現のため「スポンサーシップ」を導入

　にじさんじ所属のグウェル・オス・ガールは1日に動画を公開し、これまでどおりに企画を実施し続けることが難しくなった事情を告白した。

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　この日、「大事なお話」という動画を突然公開したグウェル・オス・ガール。タイトルで驚かせたことを冒頭で謝罪した彼は、自身が現在置かれている状況を視聴者たちに丁寧に説明した。

「単刀直入にいうと、このたび仕事を辞めました。（中略）今後ライバー1本でやっていく決心がついたのかって、そう思われるかもしれないんですけど、実際はそういうわけでもなくて。要約すると、いったん家庭に重きを置くために、数年間仕事を辞めることにしたという感じです」

　妻子持ちを公言しているグウェル。以前から妻の体調が思わしくないそうで、病名などは明かさなかったものの、「一定の看護」が必要な状況にあるという。そんな中、グウェルは働きながら看護と育児に励んできたが、「ある日、ちょっとプツンと動けなく」なってしまい、休職して熟考した結果、仕事を辞めて家庭に注力する決意をしたということだった。

「とりあえずこれからまず、年収が700万減りますね。まあ、ありがたいことに、なんとか生活はやっていけるっていう状態ではあります」

　3年前に購入したマンションを売却したグウェルは、妻の親族の協力が得られる場所に引っ越し、「少なくとも数年間」は家庭に重きを置いて生活できる環境を構築。ただ、趣味の延長として取り組んできたライバー活動に関しては、これまでどおりにはいかない部分があるという。

「結果として、今後いろんな企画ができなくなっていきそうです。意外に思う方もいるかもしれないんですが、企画って基本赤字なんですよね」

　参加してくれるライバーと見てくれるリスナーを楽しませるため、身銭を切って数々の企画を実施してきたグウェル。今後はその“元手”を捻出できなくなることに長く頭を悩ませてきたという彼は、他のライバーたちとも相談し、とある「アイデア」を実行することにした。

「2023年7月1日本日よりですね、“スポンサーシップ”っていうのを立ち上げさせていただきます。こちらどういったものかっていうと、有志のリスナーの皆さんに企画のスポンサーになっていただくっていうものです」

　実際にチャンネルのメンバーシップを確認すると、これまでの月額490円のものとは別に、月額2,390円の「スポンサーシップ」、月額12,000円の「スポンサーシップS」が追加されている。これらで得た収益は「100％」企画のために使うとのことで、従来のメンバーシップと同様にリハーサル動画が限定公開されるだけでなく、スポンサーシップ限定で決算報告配信なども予定しているという。

「正直、本当に心苦しい動画ではあるんですが、ぜひご協力いただけますと幸いです。なにとぞ、よろしくお願いいたします」

　絞り出すような声でそう呼びかけて、動画を締めくくったグウェル。家族を最優先に行動しながらも、エンターテイナーとしての心を持ち続ける彼のことを応援したいと思った方は、ぜひチャンネルにアクセスしてスポンサーシップに協力してみてほしい。