にじさんじ文野環

野良猫、“左右盲”を克服する歴史的大発見 「これだったらもう30秒もかからない」

にじさんじ
https://www.youtube.com/live/3xPVyUBgVR0より引用

 にじさんじ所属の文野環(にじさんじの野良猫)は30日の配信で、前日に思いついたばかりという画期的な“左右”の判別法を公開した。

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ニュース詳細

 この日、「右と左の見分け方~左右盲克服できる~」と題して配信を開始した文野環。「天才だから右とか左とかいうのあんまり気にしてない」という彼女は、人から言われた時にとっさに左右がどちらか判断できないという「天才なりの苦しみ」を抱えていることを告白した。

『右のもの取って』って言われたら、えっと右どっちだっけなーって1回考えてから、えっとうーんとって考えてさ、30秒ぐらい経った後に右って取るんだけどさ。そうしたら遅いって思われるじゃん。だから即座に反応しなきゃと思って、『右のもの取って』って言われた時に、もう分かんないけど勘で動くんだよね。そうすると合ってる時と合ってない時があるんだよね

 こういった症状は、左右盲(さゆうもう)や左右失認などと呼ばれている。生まれつき左利きだった者を右利きに“矯正”した場合に陥りやすいとされるが、左利きのも「両手でお箸持てる」と語っており、おそらくは過去に矯正しようとした経緯があったのではないだろうか。

 左右盲であるだけでなく、「さ」「う」という音読みのどちらが左なのかも明確に覚えていない。“ネコバス”の自動車教習所に通っていたという衝撃の事実を明かした彼女は、口頭で「左折」と指示された際の対処法を説明した。

“させつ”ってどっちだろうって思って歌つくったんだよね。『ひだりさみぎう』っていう歌でさ。『ひだりさみぎう~♪ ひだりさみぎう~♪』って曲をつくったから、“させつ”って言われた時にこの曲を頭に思い浮かべるんだよね

 左が「さ」で、右が「う」。この歌によって左に曲がることは理解できたといい、あとは実際に曲がるだけだが、結局のところ左右が判別できないため左折の成功率は「2分の1」だったそうだ。

 虫歯のあるほうを右と覚えたり、左右盲を治すためのフリーゲームをプレイするなど、独自に克服法を研究してきた。ついにこの配信の前日、「絶対に間違えないっていう素晴らしい」方法を思いつき、その方法を視聴者たちに惜しげもなく披露した。

「(左手の)指をなんかフンッてやったら左の『ヒ』になるのね。左の『ヒ』じゃんって思ったら左なんだよ。こっち(右手)の指やったら『3』だから、右の『3』じゃんってなって。3になるんだよね

 左手の親指・人差し指・中指で「」の字が作れ、右手でも同じように「3」の字が作れる。逆を作ることはできないため、「ヒ」が作れる手が左手で、「3(みぎのミ)」が作れる手が右手と判断できるというわけだ。

 「歴史的大発見しちゃった」と興奮する。直後に「ひだりうみぎさ~♪」と逆に歌ってしまい、「右は左折、左は右折!」と自信たっぷりに間違える一幕もあったが、「右と左なんてなくなったほうがいいと思うんだ。みんな前だけ進んでいけばいいんだよ」とやみくもにポジティブな言葉で配信を締めくくった。