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すいちゃん、急きょ決まった月ノ美兎の出演を語る 「台風のような女だった」

にじさんじ

 ホロライブ所属の星街すいせいは5日の配信で、前日の復帰ライブにゲストとして月ノ美兎=にじさんじ所属=を呼んだ経緯について語った。

 4日のオンラインライブでは、声帯手術からの復活をその歌声で示してくれたすいせい。視聴者たちを熱狂させたのはライブパフォーマンスだけでなく、サプライズ中のサプライズともいえる美兎のゲスト出演だった。

 すいせいと美兎は、昨年4月に開催された「V-Carnival」(Vカニ)で共演している。だが、Vカニでの二人はあくまで出演者。今回のように自身の意思でコラボレーションするのは視聴者にとって大きな驚きで、その裏でどのようなやりとりがあったのかは気になるところだろう。

 すいせいは当初、美兎を呼ぶ計画はなかったという。ところが、「結構ぎりぎりで」予定していたカバー曲の1つが歌えないことになり、急きょ他の楽曲を歌う必要が出てきた。もう一人のゲストが作曲家の井上拓だったこともあり、彼とのコラボパートを1曲増やすのが「今からだと対応しやすいかな」ということになったそうだ。

 「そしたらアングラ(「アンチグラビティ・ガール」=井上拓が作曲した美兎の曲)歌いたいな~」と考えたすいせい。さらにそこで、同曲を歌うなら途中で「美兎ちゃん出てきたらめっちゃアツくね~?」と“ご本人登場”を思いついたということだった。

 ライブまで日がない状況での打診だが、「たまたま美兎ちゃんがスケジュール空いてて」、今回の実現となったそう。突貫スケジュールに応じてくれたことを、「ほんとにありがたかった」と振り返っていた。

 また、すいせいは自身の代表曲「Stellar Stellar」の裏話も披露。「アンチグラビティ・ガール」が大好きという彼女は、作曲した井上拓本人に「『アンチグラビティ・ガール』みたいなやつ作ってくださいよ~みたいなノリ」で依頼して「Stellar Stellar」が生まれたということだった。

 「(美兎と)コラボ雑談したいけど、あたしが”圧”に圧倒されるだけで終わるんだわ」とすいせいは語っていたが、そんな珍しい彼女の姿が見られるのなら見てみたい視聴者も多いのではないだろうか。