オリバー・エバンスにじさんじレイン・パターソンレオス・ヴィンセントローレン・イロアス

アクシア卒業 エデン組メンバーがそれぞれの思いを配信で伝える

オリバー・エバンス

 8月から活動休止中だったアクシア・クローネが、「本人の強い意向」により先月30日をもってにじさんじを“卒業”したことが1日に発表された。

 「エデン組」として共に活動してきた4人の同期たち、レオス・ヴィンセント、レイン・パターソン、オリバー・エバンス、ローレン・イロアスは、各自のユーチューブチャンネルで急きょ配信を実施。それぞれの言葉で視聴者に胸のうちを語った。

 レオスが彼の卒業を知ったのは「11月10日ぐらい」。さらに、同期を交えて本人と話をしたのはわずか10日ほど前だという。「企画考えてるから戻ってきて一緒にやろう」と話していたというレオスは、時折言葉を詰まらせながらも「彼自身が決めたこと」とアクシアの決断を尊重。「感情であったり都合であったりで縛りつけるというのも、いろいろと話としては違う」と、彼のこれからにエールを送っていた。

 レインは「アクシアくんの意見を尊重すべき」としつつも、あふれる涙をこらえきれない様子。休止中だったアクシアが「戻ってこれるような、すてきな環境」を築きたい思いで活動していたことを明かした。無念さを強くにじませるレインだったが、「仕方のないこと」と自分を納得させるように語ると、「これからも元気でいてほしい」と気遣いをみせていた。

 オリバーはアクシアと話し合った時のことを明かし、会社との方向性の違いに「ぎりぎりまですごく強く悩んだ」という彼の決断に、「僕らのわがままで引き留めるわけにもいきませんから。だったら明るく送り出そうという気持ちになった」と説明。「年は離れてるけど対等な友人」の人生をみんなで応援してほしいと語ると共に、引退の原因について「犯人探し」のようなことはしないよう忠告した。どうしても気持ちを抑えられない視聴者には、オリバーへのマシュマロ(匿名メッセージ)に吐き出すことまで案内し、傷つけあう者がでないよう強く求めていた。

 引っ越し中のローレンも、“仮の回線”を使って取り急ぎ配信。エデン組の中でも「スローンズ」として二人でユニットを組むなど関係の深かったアクシアに対しては、「おかえり」を言うのが「(活動の)モチベーションの一つ」だったという。それが叶わなかった現状を、心の底から素直には受け入れられないとしながらも、誰にも推し量れない苦悩の果ての決断を「だったら俺はそれを応援したい」と支持。また、ファンの心の悲しさや寂しさは「そんだけ応援してたってこと」で、「同じ時間を共有してきたからこそ」生まれたその感情を「大事にしてほしい」と優しく語った。

 アクシア本人の希望により、この日以降、彼のことを極力話題にはしないという。だが、5人での食事を約束しているという彼らは、これからも「エデン組」であり続けることをそれぞれの言葉で表明してくれた。エデンにいるかぎり、別の道を歩んでいるアクシアの存在を、これからも4人の活動の裏に感じることはあるかもしれない。