にじさんじ所属のジョー・力一(りきいち)は15日の配信で、前日に公開された企画動画「にじさんじライバーの嫌いな食べ物だけで1日過ごします」に出演した際の裏話を明かした。
この企画は、同所属の月ノ美兎と葛葉がにじさんじライバーに突然通話をかけ、聞き出した「嫌いな食べ物」を朝昼晩の食事にするというもの。力一はそこで美兎の昼食役として選ばれ、寝起きだと言いながらも「加熱していないトマト」への嫌悪をよどみなく述べていた。
この時のことについて力一は、着信画面に二人の名前が並んでいるのを見て「自衛隊の朝くらい」慌てたと絶妙な言いまわしで表現。「起きて2分」だったため、とりあえず相手側をミュート(無音)にして通話に入ることで参加の意思を示し、それから準備を整えたということだった。
そんな状況で「大喜利するほど頭のメモリーが(なかった)」という力一は、嫌いな食べ物を聞かれて「伝家の宝刀トマト」を出すことに。生トマト内部の柔らかい部分(通称デュルル)を「鼻水」とまで表現してきた彼だが、これから食べることになる美兎に対してはその単語を使用しなかったのはさすがの配慮というべきだろう。
美兎の企画において、自分の「嫌いな食べ物」をあそこまで精細に語った者は他にいない。過去の配信で繰り返し“擦って”きた定番の話題が窮地を救ってくれたことに、力一は「今までのすべてを出したね」と誇らしげに笑っていた。